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  2019年04月25日    

踊るワレカラ教室、大盛況でした!

4/19(金)夜、画期的なイベントを実施いたしました。その名も「藻場で踊るワレカラ教室」です。ワレカラをテーマにしたトークイベントで、果たしてどのくらいの人が集まってくれるのかドキドキでしたが、結果……会場を変更するほどに多くのかたがお集まりくださいました!! ありがとうございます。当日の模様をちらりとご紹介します。


授業さながらのアツい1時間半

今年3月に絵本『われから』を出した青木優和先生(東北大学大学院農学研究科准教授)が、発売を記念して、DIVER×STWの「旅の学校」で特別にワレカラ出前授業を開いてくださいました。ダイバーの間でも「ワレカラってなに?」という人もいる中、恐る恐る参加者募集を開始してみると……当初定員の25名を超えるお申し込みをいただきました。

「旅の学校」をいつも開催している森カフェのスペースではなく、その隣の会議室を使うことにして、36名まで受付人数を拡大しましたが、それでもお断りをせざるを得ない状況になりました(お受けできなかったかた、申し訳ないです)。

座学ではワレカラの生物学的な話を中心に約1時間。石巻で採取してきてくださった海藻とワレカラを観察できるように顕微鏡などもご持参くださいました。

青木優和先生が、2010年に小さな絵本として自費出版し、またたく間に売れてしまった幻の絵本『われから』。今回仮説社からの出版にあたり、サイズを原画に合わせて大きくし、本文の改訂を重ね、情報満載の8つの「ふろく」を加え、大きくバージョアップ!

後日、青木先生にお尋ねしました。

イベント後半は時間が押せ押せになってしまったこともあり、参加者の皆さんが気を遣ってくださったのか、最後の質問タイムでは手が挙がりませんでした。なので、後日青木先生にいくつか質問いたしました。

Q1.最初の「われから」本を出版されてから9年。この間、何か変わりましたか?

デジカメの普及とマクロ撮影機器の進化で、海中の現場で小さな生物のきれいな写真を撮ることができるようになりました。写真越しに情報共有できるようになって、小さな海洋生物の世界の奥深さを、認めてもらえるようになってきたなと感じます。

Q2.「もっとワレカラを知りたい!」と思った人にオススメの書籍を教えてください。

手前味噌ですが『甲殻類学〜エビ・カニとその仲間の世界』東海大学出版会 (2003) のなかの、「第2章:保育嚢を持つ小さな甲殻類.Pp. 31-51.」は、役に立つと思います。 

Q3.いま青木先生が研究されているワレカラのテーマはなんですか?

講座でお話しした繁殖行動のいろいろ(子守・交尾前ガードなど)はもっと詳しく調べたい!どの種類が何を食べているのか、はっきりさせたい!

Q4.カメラを持つダイバーに「研究者もこれを探している」というシーンを教えてください。

繁殖に関わる行動(闘争・縄張り防衛・子守・交尾・産卵・交尾前ガードなど)を表すシーン、砂地に棲むワレカラの生態を表すシーン、自然状態で餌を採っているシーン。

参加者全員に立体チャートのプレゼント

『われから』絵本の作画を担当された畑中富美子さんが、なななななんと、参加者全員に手作りのワレカラ見分けかたチャートを用意してくれました。

この立体チャート、『われから』の表2見開き掲載「ふろく1」と表3掲載の「ふろく8」を合体させたスグレモノなんです!こんなにスゴイものを手作りして、参加者全員にプレゼントしてくれるなんて、畑中さんのワレカラ愛を感じました。

『われから』版元の仮説社さんも出張販売に

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