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  2018年06月28日       写真=宮地岩根

直行便就航で、注目度急上昇「チュークってどんなとこ?」Part.2

9/1からニューギニア航空が直行便を就航させることで、にわかに注目度が高まっているチューク。各方面のスペシャリストたちにその魅力を聞いていきます。第2回は、チュークに30回以上訪問している写真家の宮地岩根さんです。


写真家の宮地さんって、どんな人?

子供の頃石垣島で育った経験があり、サンゴ礁の海が大好き。ダイビング経験は12歳から数千本。ジープ島のエッセイ&写真集、美ら海水族館の写真集やカレンダーなどフィールドワークの作品が多数。

01.チュークを知ったきっかけは?

ジープ島のプロモーション写真の撮影で訪れたのがきっかけです。美しいサンゴの海に魅了されてプライベートでも訪れるようになりました。

02.チュークとのかかわりはどのくらい?

14年間で30回以上行きました。TVの撮影で行ったりギネス記録の記録班で同行したり、仕事で行くことも多いですが、カレンダー用の写真を撮りに行くときはプライベートで行ったりもしています。

03.チュークの人たちはどんな国民性だと思いますか?

いい意味で、素朴で陽気な人たちだと思います。

現地の若者の間では最近Facebookが流行っているらしく、友達になったり夜中に酔っぱらって無料通話でテレビ電話をかけてきたりします。

日本人の感覚ではいい加減なことも多く、「朝ボートが来ない」とか「ガソリンが足りなくて目的地に行けない」なんてことはしょっちゅうあります。でも、タバコやチップをあげると、張り切ってイルカを探してくれます。

04.チュークのグルメ情報を教えてください。

現地ではタロイモやパンの実を蒸してつぶしたものが常食です。これは正直あまりおいしくはないですが、パンの実をスライスして油で素揚げした”パンの実チップス”はとてもビールに合います。

あとはバナナを蒸したものや揚げたものはおいしいですね。

海の幸はなんでもおいしいですが、マグロの刺身とマングローブガニはうまいです。レストランにあったら試してみてください。

05.チュークで感動したことは?

ジープ島で見た星空は感動しました。

人口の光が無いのと、島が小さいので空を遮るものが少なく、視界いっぱいに天の川が広がります。暖かく蚊がいないのでいつまででも見ていられます。

キミシマ環礁のダイビングでは、水深50メートルまで続くほぼ垂直な壁と、透明度の高い外洋の青い海の色がまるで宇宙を飛んでいるようで、写真を撮るのも忘れるくらい感動しました。

沈船のダイビングで透明度がいいと、遠くから船影がくっきりと見えることがあります。
大きな船が水底に静かに沈んでいる姿は神秘的で感動的です。

06.チュークの「やっぱりこんなところがいいとこだな」と改めて感じることは?

小さな空港に降り立って灼熱の太陽を浴びると南国の僻地に来たことを実感します。観光客も少なく特別な場所にやってきたという実感は人気のリゾートでは味わえないと思います。

その割には日本からそんなに遠くないところもいいですね。直行便が就航すればさらに近くなりますし、その割にはあまり開発されないでしょうから一言でいえば”穴場”というところですね。

07.チュークで正直ムムム……と思ってしまうことは?

陸上で観光できるところが皆無なので、開発すればいいのになぁと思うことはあります。

あと私は慣れてしまったので特に感じないのですが、サービスという意味ではまだまだ発展途上だとは思います。積極的に話しかければ面倒見のいい人たちなのですが、日本人の感覚でサービスを待っているとストレスが溜まるかもしれません。

08.チュークはどんな人にぜひオススメしたい場所ですか?

自分の旅の楽しみ方を持っている人。自分で考えて行動できる人。

いい意味でサービスが確立されていないので、現地のスタッフにリクエストすれば可能な限り希望をかなえてくれます。

09.チュークに行ったらぜひここは見て欲しい&体験して欲しいというところは?

ジープ島やフォノム島にはぜひ宿泊してほしいと思います。朝起きて数歩行けばハウスリーフで、スノーケルをするには最適っていう場所はなかなかないと思います。

ドルフィンスイムもいろいろありますが、ここのイルカはとりわけフレンドリーで小型なのでかわいいと思います。

沈船はぜひ一度は潜ってほしいと思っています。
他の場所で観光用に沈められた船を潜るのとは迫力が違います。

DIVERMAG編集部 DIVERMAG編集部
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エリア: その他ミクロネシア

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