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  2017年09月03日    

本場奄美大島紬を未来につなげるプロジェクトが始動

日本で最も長い歴史をもち、世界一緻密な織物と言われる大島紬に新しい風を送るべく、本場奄美大島紬協同組合青年部によるプロジェクトが動き出しました。


1300年の歴史をもつ着物の危機

本場奄美大島紬は、1,300年という日本で最も長い歴史と伝統をもつ着物です。

しかし、30から40もの工程はすべて手作業。各工程ごとに専門の職人が必要なため、ひとりで創りあげることができないのです。

現在は本場奄美大島紬をつくる職人の平均年齢が約70歳。職人として食べていくことも厳しく、後継者は減り、数年後には作りあげることが難しいという危機をむかえています。

機織りの様子

若い世代で作り、若い世代に本場奄美大島紬を届けたい

そこでたちあがったのが、本場奄美大島紬協同組合の若い世代です。

若い職人が少ないという危機。
やりたくても生活していけない状況の打破。
若い職人が夢を持て、生活していける状況に変えたい。

生活していけない状況を打破するため自分たちで作り自分たちで販売する方法に変え、職人の適正賃金が支給できるような仕組みづくりを行っていくそう。

本場奄美大島紬NEXTプロジェクトメンバー

本場奄美大島紬NEXTプロジェクト始動

プロジェクトのポイントは5つ。

1. 全工程、若い世代の手で本場奄美大島紬を作る。

2. 同世代に着てもらえる本場奄美大島紬を考え届ける。

3. エンドユーザーに本場奄美大島紬を直接届けする。

4. 若手への技術伝承とともに、担い手が生まれるようにする。

5.担い手が職人として食べていける環境を整える。

これから商品企画、クラウドファンディング、製作とスケジュールはすすみ、 1年後の2018年9月に商品発表と販売会を予定しています。

「昔も今も憧れる着物でありたい」と若い世代に着てもらうための一歩を歩みだした本場奄美大島紬NEXTプロジェクト。日本で最も長い歴史をもち、世界一緻密な織物と言われた大島紬を未来に繋ぐチャレンジはまだはじまったばかりです。

DIVERMAG編集部 DIVERMAG編集部
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カテゴリ: ニュース
エリア: 薩南諸島

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