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  2017年07月29日       ©中村征夫(IKUO NAKAMURA)

パラオ・沖縄の最新作を中心に約120点を展観 中村征夫 写真展「永遠の海」

半世紀以上にわたり海の撮影を続けている水中写真家・中村征夫さんの写真展が松屋銀座にて開催されます。会期は8月9日から21日まで!


半世紀以上にわたり海の撮影を続けている水中写真家 中村 征夫さんの写真展『永遠の海』が松屋銀座(所在地:東京都中央区)にて2017年8月9日(水)~8月21日(月)の期間、松屋銀座8階イベントスクエアにて開催されます。

パラオ・沖縄の最新作を中心に、世界の海を旅し記録した中から約120点が展示される予定です。

水中写真家 中村征夫さん

半世紀以上にわたり海の撮影を続けている中村さん。
「海は潜るたびに異なる表情を見せ、常に新たな発見を与え続けてくれる」と、語ります。

太陽の光でかがやく青い海や見事なサンゴ、鮮やかでかわいい魚たち。それらの写真を通して、美しい海景と命の豊かさを教えてくれます。また中村さんは、海をめぐる人々の営みや東京湾での環境も精力的に取材し、社会性のあるテーマにも取り組んできました。

プロフィール

中村征夫氏

1945年秋田県潟上市生まれ。19歳のとき神奈川県真鶴岬で水中写真を独学で始め、31歳でフリーランスとなる。1977年東京湾にはじめて潜り、ヘドロの海で逞しく生きる生きものに感動、以降ライフワークとして取り組む。報道の経験を生かし、様々なメディアを通して海の魅力や、海をめぐる人々の営みを伝えている。木村伊兵衛写真賞や土門拳賞、日本写真協会年度賞など受賞多数。

写真展「永遠の海」

今回の写真展では、パラオ・沖縄の最新作を中心に、世界の海を旅し記録した中から約120点を展観。透明度の高いミクロネシア、世界に誇る沖縄のサンゴ、震災からよみがえる三陸海岸の海、水深1,300mの深海の世界、鮮やかな紅海など、撮り下ろしや未発表の作品も多数紹介。中村さんならではのぶれない視点でとらえた海の現実、永遠に残したい豊かな海中の絶景をストレートに伝える写真展です。

サイパン
©中村征夫(IKUO NAKAMURA)

サイパン
©中村征夫(IKUO NAKAMURA)

5つの章で構成される展覧会

第1章 ミクロネシア―豊饒の海

2017年2月に撮り下ろしたパラオの海を中心に、ジープ島、マーシャル諸島、グアムの海を展観。火山と隆起サンゴ礁によってできた島々の透明度の高い海景、そこに生きる生きものたちの姿をとらえています。

第2章 沖縄―サンゴ礁の森

世界に誇る沖縄のサンゴ礁の海は中村さんが最も長くサンゴ礁の変化を見つめてきた場所。見事なテーブルサンゴの海に生息する生きものたちが、この豊かな自然の大切さを訴えます。2017年4月に撮り下ろした作品を中心に構成されています。

糸満市、沖縄県
©中村征夫(IKUO NAKAMURA)

糸満市、沖縄県
©中村征夫(IKUO NAKAMURA)

第3章 三陸海岸―よみがえる海

東日本大震災による津波で、未曾有の大被害を受けた三陸地方。カキやワカメの養殖などは、一時壊滅状態に陥りました。中村さんは、よみがえりつつある海で次々と産卵する生きものを撮影しました。再生する海の力を捉えたドキュメントは必見です。

気仙沼、宮城県
©中村征夫(IKUO NAKAMURA)

第4章 深海―水深1,300mの生命

2017年4月16日、海洋研究開発機構(JAMSTEC)の有人潜水調査船「しんかい6500」で中村さんが潜航しました。往復7時間に及ぶ深海への旅に挑み、駿河湾戸田海底谷の深海を撮り下ろした作品たち。そこには見たこともない不思議な生きものがひっそりと息づいています。

戸田海底谷、静岡県
©中村征夫(IKUO NAKAMURA)

第5章 永遠の海―虹色に輝く光景

世界の海を旅し、記録してきた中でもとっておきの作品。美しい海景とそこに棲む生きものたち。紅海、カリブ海、ガラパゴス諸島、ハワイ、オーストラリア、マレーシア、モルディブ諸島、パプアニューギニア、小笠原諸島……。改めて海の自然の多様性、命の豊かさに気づかされます。

DIVERMAG編集部 DIVERMAG編集部
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カテゴリ: 写真


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