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  2017年06月09日    

オリンパス 「TG-5」、6月下旬発売!ひと足お先に、実機チェックリポート

ダイバーからも絶大な支持を得ているオリンパスの防水コンパクトデジタルカメラ「TG-4」、その後継機がいよいよ発表!いったいどんな機能が加わったのでしょうか。気になる「TG-5」の情報をレポート!


6月下旬発売予定のOLYMPUS Tough TG-5。
カラーはレッドとブラックの2色展開。実勢価格で55,000円程度

待望の最新防水カメラ、オリンパス社Tough TG-5国内発売を発表!

オリンパス社は、6月9日、大人気の防水デジタルカメラtoughシリーズの最新機種tough TG-5を発表しました。現在、スマートフォンのカメラ性能の向上で、世界的にデジタルカメラ市場は縮小傾向です。そんな中、TGシリーズは防水性能と耐久性が評価され、ユーザーに支持され続けています。

今回、公式発表を前に内覧会で実機に触ることができました。前モデルと比較しながら感じたことを、ダイバー目線のリポートとしてお届けします。

新開発のセンサーと最新の画像処理エンジン搭載

TGシリーズのユーザーアンケートで多かったのが、「暗い所でもキレイに撮影したい」という声だったそうです。そこで、TG-5の開発にあたって、暗い場所での撮影画質向上に力点を置かれたといいます。そして開発されたのが、新しいセンサーです。

 前モデルのTG-4は有効画素数1600万画素のセンサーを採用していましたが、TG-5は暗所撮影強化のため、イメージセンサーの1ピクセル辺りの集光率を拡大しノイズの低減を実現した新開発のセンサーを採用しました。

 また、オリンパス社の最上位機種である「OM-D E-M1 MarkⅡ」に搭載されている高速画像処理エンジンを搭載することで画像処理速度を向上させ、ノイズレベルを1段分改善しそうです。最高感度はISO12800、RAWにも対応しています。レンズは広角端F2.0の明るい高性能レンズを搭載。ズーム全域で高画質化を実現しています。

背面のレイアウト。「水中モード」はモードダイヤルに組み込まれている

暗さに強い!? 最高感度ISO12800

現場で実機で撮影、ノイズはどこまで抑えられているかを確認しました。TG-4に比べダークノイズや細部のデティールなど画質は向上していますが、個人的には、最高感度ISO12800はさすがに常用レベルではなく、ISO800、ISO1600あたりが現実的な実用レベルであると感じました。許容できる範囲は使用者によって違うのでご自身で確認ください。

扱いやすい位置に配置されたズームレバーと露出補正ダイヤル

細部が使いやすく改善されたインターフェイス

・グリップ部分が適度に大きくなり、グリップ力が向上。
・アタッチメントリングの固定/解除ボタンの新設。
・露出などを直観的に操作できるコントロールダイヤル
・シャッターボタンの近くに配置されたズームレバー。
・充電端子が純正から汎用性の高いUSB-B端子へ変更。
など、使い勝手を考えた改善は、ダイバー目線でもありがたいですね。

 特に、「気が付いたらなくなっている」アタッチメントリングに固定するボタンがついてくれたのは、ダイバーの声をしっかりと反映してくれたと感じました。
また、充電ケーブルはandroid端末などに多く採用されているUSB-Bになったので、専用ケーブルを持ち歩かなくても、兼用が可能になりました。

レンズ先端から1cmまで被写体に近づける「顕微鏡モード」は継承されている

トラッキング情報

さらに、TG-5には、TG-4に搭載されていたGPS、方位センサーに加え、気圧センサーと温度センサーが搭載されました。これらのセンサーによってトラッキング情報を取得し、オリンパスのアプリ「Ol.Track」を使って、センサーで取得した情報をスマートフォンやタブレットに送り、トラッキング情報を写真、動画と合わせてみることもできます。

 フラッグシップ機「OM-D E-M1 MarkⅡ」に搭載されているプロキャプチャーモードも備えています。プロキャプチャーモードとはシャッター半押しした状態で、シャッターを切った後0.5秒前に遡り、秒間10コマで撮影するモード。水中撮影でどこまで威力を発揮するかは、今後に期待です。

専用防水プロテクタ・PT-058は、実勢価格で35,000円程度

PT-058の背面。露出補正はダイヤル操作になった

防水プロテクタは、新設計のPT-058

ボタン配置や形が変わったことにより、TG-3/TG-4用の防水プロテクタは規格が合わなくなりました。カメラと同時発売予定のTG-5用防水プロテクタPT-058は、外部ストロボ用の光ケーブル接続端子が2つになったことで、ストロボの2台使用が可能になりました。また、露出補正がダイヤル式になり1アクションで操作が可能、など使い勝手が向上しています。大きさはほぼ変わっていないので取り回しの良さは変わらないでしょう。


真新しさや大きなインターフェイスの変更はありませんが、使用者の声を製品にフィードバックすることで使い勝手が改善され、正統派の進化を遂げたカメラになっていると感じました。
(文/中田 和暉)

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カテゴリ: 写真


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